釣と野球 どちらも面白い

熱くなれる釣と野球高校野球

 春と夏の高校野球  

青春の感動:高校野球

素晴らしいドラマを生む高校野球の歴史

大正時代から始まった高校野球は、毎年若者たちが筋書きのないドラマを作り、
誰もが胸を熱くする。

甲子園で開催される春、夏の大会についてその歴史などを紹介します。
 選抜高校野球春は選抜から)
 1924年から開催、第一回大会の優勝校は高松商業(香川県)

 近年では地区割りは、前年の7月頃決定され、出場校はその年の1月末に
 選抜高校野球大会運営委員会で決定される。

 地区割りは10個のブロックの他に21世紀枠、神宮大会枠、希望枠があり、
 合計32〜34校が選出されている。
       歓喜の優勝シーン
 全国高等学校選手権大会
   
 (夏の高校野球)

 
選抜より歴史は古く、1915年から開催。
 第一回大会は出場校10校で
 優勝校は京都二中(京都府)

 近年では全都道府県で予選があり
 記念大会以外は49代表校が選ばれる。
 (北海道、東京都は2校)
「春」と「夏」
 選抜大会代表校はその年度の新チームである。そのため1年生は出場できない。
 「春は投手力」と言われていたが、最近では打撃技術の向上で投手力だけでは
 勝てない。
 夏の選手権は新チームが鍛えられた状態なので、かなり実力アップしている。
 そして1年生も出場でき、3年生にとっては最後のチャンスである。

 3年間の高校生活で甲子園出場機会は5回だけである。
 この5回とも出場し、しかもそのうち2回も優勝したのが、
 桑田、清原のころのPL学園である。
 この2人こそ「甲子園の申し子」であろう。
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    戦後の史上最強チーム
 
 「春」「夏」を連覇、あるいは連続優勝するチームが強豪である。
 その上さらに強烈なインパクトを持つチームを「史上最強チーム」と呼びたい。
 今のところ次の6校が該当すると思われる。


 @法政二高(神奈川)
   昭和35年夏、昭和36年春と優勝。柴田投手を中心にバランスの取れたプロ級
    と評価されたチーム。
   昭和36年夏には準決勝で豪腕尾崎の浪商に敗れ、三期連続優勝は逃す。

 A作新学院(栃木)
   昭和37年の春、夏を連覇。春は八木沢投手が延長16回を投げぬき、
   傷だらけの栄光とたたえられ、夏にはアクシデントがあったが
   代役の加藤投手で優勝。

 B箕島高校(和歌山)
   昭和54年の春、夏を連覇。地元選手しか入学しない県立高が
   プロ予備軍と呼ばれる強豪校を次々と倒した。
   夏には史上有名な延長18回の激戦も制した。

 C池田高校(徳島)
   昭和57年夏、昭和58年春と連覇。
   四国の中央の山間にある、まさに田舎の県立校が甲子園戦術といわれる
   バントを使わず豪快な「やまびこ打線」で勝ち抜き、さわやかな印象を与えた。

 DPL学園(大阪) 
   この高校は二期にわたって「史上最強」と評価された。
   一期目は昭和58年夏優勝、昭和59年春、夏ともに準優勝、昭和60年夏優勝。
   KKコンビといわれる、桑田、清原が高校3年間甲子園を蹂躙した。

   二期目は昭和62年春、夏を連覇。先発、中継ぎと3人の好投手を持ち、打線は
    現在もプロ野球で活躍中の立浪、宮本らが打ちまくった。

 E横浜高校(神奈川)
   平成10年の春、夏連覇。150km以上の速球と鋭いスライダーを投げる怪物、
   松坂投手とバックにも優れた選手をそろえ、近年では図抜けたチーム。
   夏の決勝はノーヒットノーランを達成し、松坂は無敗のままプロ入りであった。



  なお、戦前には和歌山中(現・桐蔭高校)(和歌山)、広島商(広島)、
  中京商
(愛知)などのオールドファンにはたまらない史上最強チームがあった。

 
 なかでも中京商は甲子園出場最多を誇る名門中の名門でもある。
 
2006年 夏の甲子園  名門早稲田実業が優勝

 久々に盛り上がった大会であった。やはりヒーローの登場こそすべてなのだ。
 早稲田実業、駒大苫小牧の決勝は近年にない好試合、しかも引き分け再試合
 斉藤田中と2人の好投手の投げ合いは見事だった。
 (ハンカチ王子は早稲田へ、田中君は楽天へ 道は違うが目的は同じ、がんばって欲しい。)

 怪物らしきものが登場しそうである。大阪桐蔭の中田
 少し荒いところもあるが長打力は凄い。2007年の春が待ちどうしい。
   2007年 第79回選抜高校野球大会

 低反発球の導入があり本塁打数が減少した。
 優勝は戦前の予想を裏切って常葉菊川高(静岡)であった。
 送りバントをしない野球に徹し、初戦の仙台育英戦で好投手
 佐藤を打ち、波に乗った。エース田中とキャッチャー石岡の
 好リード、勝負強いバッティングが光った。
 
初出場で準優勝の大垣日大は5試合すべて完投の森田が
 素晴らしかった。
 怪物中田の大阪桐蔭はまたも左投手が打てず準々決勝で敗退。
 (中田はインコースが打てないのが欠点か?)
 21世紀枠の都城泉ヶ丘、神宮大会枠の室戸の健闘も称される。

 常葉菊川の石岡捕手
 
    2007年  全国高校野球選手権 徳島大会

 管理人の母校:城南高校が大活躍 
 (創部110年の歴史と伝統があるのだが、もともとは進学校のため弱小野球部)
 今年は春の四国大会でも準優勝、夏はシード校として参加、7月27日には準決勝で
 有名な池田高校に延長戦で逆転サヨナラ勝ち、ついに決勝進出、相手は徳島商

 7月28日決勝戦、連投のエース佐藤君前半は見事なコーナーワークで徳島商打線を
 押さえ、自らの3塁打からタイムリーでホームイン、しかし連投の疲れから後半に崩れ
 逆転を許しさらに交代したピッチャーも勢いを止められず結局1:8で敗れる。
 しかし前半はあわや初出場か?のムードまで作ってくれた。この健闘は大いに賞賛
 されると思うし、われわれ古いOBからみれば決勝戦なんて夢のまた夢だったので
 選手諸君に感謝いたします。ありがとう・・・久々に感動の徳島大会でした。

 ピンチにプレート付近で集まるナイン
 (城南高校:惜しかった)
 
     2007年 第89回 全国高校野球選手権

 地方大会の参加校は4081校で特待制度が問題化したなかで49代表校が甲子園で
 頂点を競った。2チームが代表として出場している北海道、東京の直接対決だけは
 避けて東西フリーの抽選で組み合わせは決められた。大会はふたを開けると参加校
 の多い千葉、大阪、神奈川、愛知、兵庫などの代表校が1回戦から姿を消し、優勝候補と
 いわれた高校も早々と敗退し、混沌とした戦国大会であった。選抜優勝の常葉菊川は
 準決勝で惜しくも敗れ春夏連覇の夢は散った。今大会の九州勢は準決勝に2校残るほどの
 好成績で決勝は佐賀北(佐賀)広陵(広島)の対決となった。この試合前半から広陵が
 圧倒し広陵4点リードの8回裏に大会史上初の決勝戦での満塁本塁打が佐賀北:副島の
 バットから放たれ球史に残る大逆転となり佐賀北が初優勝した。

 今大会は好投手が多く快速球の佐藤(仙台育英)などが目立ったが大会を制したのは
 複数の投手リレーを守ったチームだったのが印象深い。また佐賀北は公立高校であり
 特待制度とは無関係のさわやかなチームであるのが魅力であった。このチームは
 練習環境も恵まれているわけでなく文武両道を貫いた指導であったようである。
 優れた指導者と的確な練習をたゆまずに続ければ私立のマンモス校にも十分対応できる
 ことを示してくれたことは全国の高校生の励みとなったすばらしい優勝だった。
 ベスト8の時点では攻守とも帝京(東東京)が図抜けているように思えたが、延長戦で
 佐賀北がこの強豪を倒したのが今大会の縮図だったかも知れない。

 今年は猛暑で試合中に痙攣をおこしたり熱中症になる選手、監督もあり夏の大会での
 健康管理はひとつの課題とまでなってきた。低反発球の使用のためかホームラン数は
 昨年より激減し24本であり、ロースコアの試合が増加し投手の防御率は昨年の大会より
 好成績であった。決勝戦を象徴として接戦の好試合が続きいかにも高校野球らしいドラマが
 数多く生まれた。そして優勝したのが引き分け再試合を戦い最多のイニングを経験した佐賀北
 だったのは「野球の神様」からの贈り物のようであり、多くの人々に感動と勇気を与えて
 くれたと思う。準優勝の広陵高校もすばらしいチームであった。勝敗は時の運であろう。
 準々決勝以降の試合とスコア      



  決勝戦:史上初の逆転満塁本塁打
       (佐賀北:副島)
    
  2008年  第80回選抜高校野球大会

 出場校一覧 

地区 出場校
北海道 駒大岩見沢
東北 東北(宮城) | 聖光学院(福島)
東京 関東一
関東 水戸商(茨城) | 宇都宮南(栃木) | 聖望学園(埼玉) | 千葉経大付(千葉) | 慶応(神奈川) | 横浜(神奈川)
東海 常葉菊川(静岡) | 中京大中京(愛知) | 宇治山田商(三重)
北信越 長野日大(長野) | 丸子修学館(長野) | 敦賀気比(福井)
近畿 北大津(滋賀) | 平安(京都) | 履正社(大阪) | 東洋大姫路(兵庫) | 天理(奈良) | 智弁和歌山
(和歌山)
中国 八頭(鳥取) | 興譲館(岡山) | 下関商(山口)
四国 小松島(徳島) | 今治西(愛媛) | 明徳義塾(高知)
九州 城北(熊本) | 明豊(大分) | 鹿児島工(鹿児島) | 沖縄尚学(沖縄)
21世紀 希望枠  安房(千葉) | 成章(愛知) | 華陵(山口)



 
学校創立107年での甲子園初出場
千葉県館山市の県立安房高校
        第80回大会の総評
 大会前2強の呼び声が高かった常葉菊川(静岡)と横浜(神奈川)はベスト8にも残れず、準決勝には
 聖望学園(埼玉)、千葉経大付(千葉)、東洋大姫路(兵庫)、沖縄尚学(沖縄)が進んだ。
 この4チームはいずれも好投手を擁し、「春は投手力」を実証した。そして決勝は初出場の聖望学園
 沖縄尚学で行われた。沖縄尚学のエース東浜は抜群の制球力で聖望学園を押さえ、打線も効果的に
 得点し9:0と圧勝した。26歳の比嘉監督は9年前沖縄尚学が初優勝したときのエースである。
 そして彼はそのときの決勝戦には故障で登板できなかった。その無念を教え子が見事に完封で晴らして
 くれたのである。今大会は右の好投手が多く、強打の評判だった智弁和歌山(和歌山)の坂口は不調だった。
 3校が出場した21世紀枠は全チームが1回戦を突破した。完封試合が11ありそのうち1:0は5試合、実に
 きびきびした高校生らしい試合が多かった。

 歓喜の優勝:沖縄尚学
   2008年  第90回 全国高校野球選手権(記念大会)
 今大会は記念大会のため55校の出場となった。

 従来の2校選抜に加えて、人口の多い都府県に1県2校制が適用された。

 また1,2回戦の抽選もあらかじめ設定されている。

 総じて選抜の上位校が敗退し、古豪、新鋭入り混じった顔ぶれとなっている。

 高校野球は下馬評ではきめにくく、今大会もすばらしい54試合で優勝が決まる

 ものと思われる
  南北海道 北北海道
  北海 駒大岩見沢
   
     青森 
    青森山田
   秋田   岩手 
  本荘 盛岡大付
   山形   宮城 
  酒田南 仙台育英
 山口   島根   鳥取   東兵庫   京都   福井   石川   富山   新潟   栃木   福島 
下関工 開星 鳥取西 報徳学園 福知山成美 福井商 金沢 高岡商 新潟県央工 白鴎大足利 聖光学院
   広島   岡山  西兵庫 北大阪  滋賀   岐阜   長野   群馬  北埼玉  茨城 
  広陵 倉敷商 加古川北 大阪桐蔭 近江 市岐阜商 松商学園 桐生第一 本庄一 常総学院
 長崎   福岡      愛媛   香川   
清峰 飯塚    済美 香川西  
 佐賀   大分      高知   徳島   
佐賀商 日田林工   高知 鳴門工  
熊本 宮崎      
城北 宮崎商    
鹿児島        沖縄   
鹿児島実       浦添商  
 
南大阪  奈良  西愛知 東愛知  山梨  南埼玉 東千葉
近大付 智弁学園 東邦 大府 日本航空 浦和学院 木更津総合
和歌山  三重      静岡  西東京 東東京 西千葉
智弁和歌山 菰野    常葉菊川 日大鶴ケ丘 関東一 千葉経大付
  南神奈川 北神奈川  
  横浜 慶応  
   
  記念大会の総評

18日に閉幕した第90回全国高校野球選手権記念大会。今春の選抜大会では本格派投手の“復権”を印象づけたのに対して、夏は大阪桐蔭(北大阪)が決勝までの全6試合で2ケタ安打を放って17年ぶりに優勝するなど、打高投低の傾向が極めて強い大会となった。

 大会通算の本塁打は前回より一気に25本増えて史上2位の49本。記念大会で前回より5試合多いが、1試合平均でも8割強増えている。なかでも、過去89回で通算30本しか出なかった満塁本塁打が、決勝を含め5本出たことは象徴的だった。

 昨年から低反発球を使用しているが、「暑さでボールが乾燥し、飛びやすくなっているのでは」という指摘もあった。その上、例年より地方大会からの間隔が短く、猛暑による疲労も加わって、力を発揮できない投手が目立ち、打者優位に拍車がかかったようだ。

 優勝した大阪桐蔭は福島由、奥村の2投手の継投で勝ち上がり、準決勝、決勝はいずれも福島由が完投。複数投手の強みを生かした。一方で、絶対的なエースがいたチームは苦戦した。準優勝した常葉菊川(静岡)の戸狩は左ひじ痛から満足な投球ができなかった。報徳学園(東兵庫)の近田や、春の沖縄尚学に続いて沖縄勢の春夏連覇を目指した浦添商の伊波ら好投手も、試合を重ねるごとに球威が落ちていき、マウンドに立つ姿は悲壮感すら漂わせた。


 大阪桐蔭優勝の瞬間

 

                       

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